最近、社会学系の本にはまってます。
いいところは今の日本について、自分とは違うフィルターで観られること。
で、今回は前から一度は読んでみたいと思っていた姜 尚中さんの本。
10の社会・政治テーマに沿ってさまざまな年齢・職業の人々が自分の感想をいい
つつ、それに対して著者の感想・それから著者自身の意見が述べられていくのです
が、面白かったのが人々の意見。
同じテーマでも意見は人それぞれであるのはもちろんなんですが、
その意見に結構その人が従事している仕事の考えかたが反映されているように感じられました。
仕事って費やす時間も多くてやはりその人の考え方に影響を与えるものだと思います。
顔は見えないながらも、それぞれの人生活を想像して共感したり、笑いしたり楽しめました。